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Indeed PLUS(インディードプラス)のメリットを徹底解説|採用効率を最大化する方法

2024.09.26

Takashi Noda

目次

・はじめに
・Indeed PLUSのメリット
・企業事例を通じた実証
・Indeed PLUSの効果とデメリット
・まとめと次のステップ


1. はじめに

Indeed PLUS(インディードプラス)は、企業の求人活動をサポートするプラットフォームで、求人メディアを一元管理し、効率的に人材を採用できる点が特徴です。特に、幅広い求職者層にリーチしやすく、求人の自動掲載やクリック課金モデルを活用することで、コストを抑えつつ効果的な採用活動を実現します。本記事では、Indeed PLUS(インディードプラス)の利用が企業にとってどのようなメリットをもたらすかを詳しく解説します。


2. Indeed PLUSの主要なメリット

広範なリーチ

Indeed PLUS連携求人サイトのうち、求人の内容・特性や閲覧・応募状況に照らしてIndeedが最も当該求人に相応しいと判断した連携求人サイトへ自動掲載します。
企業は国内の主要な求人サイトユーザーの約7割
※(出典)株式会社ヴァリューズ シェア調査2023年6月(日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、Indeed・タウンワーク・リクナビNEXTを利用しているユーザーの割合)
にリーチすることが可能です。

さらに、連携求人サイトは随時追加される予定であり、求人情報が常に最適なサイトに表示されるため、求職者とのマッチング精度が向上します。

※Indeed PLUSは配信最適化の結果、複数ではなく単一の連携求人サイトにのみ掲載される場合があります。
※掲載対象となる連携求人サイトの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。

 

Indeed PLUS連携求人サイト(2024年8月時点)

・リクナビNEXT
・リクナビ派遣
・タウンワーク
・フロムエーナビ
・はたらいく
・とらばーゆ

クリック課金型でコストを効率化

Indeed PLUSは、求人がクリックされたときにのみ課金される「クリック課金型」のモデルを採用しています。このため、掲載自体には費用がかからず、無駄なコストを抑えられます。他の「掲載課金型」求人メディアと比較しても、費用対効果の面で優れています。ただし、どの求人サイトにどれだけ掲載されたかの詳細な内訳は確認できない点には注意が必要です。

リアルタイムでの改善が可能

Indeed PLUSの大きな利点の一つは、掲載中に効果をモニタリングし、リアルタイムで原稿の修正などの改善ができる点です。これにより、掲載開始後も効果を最大化するための戦略的な変更が可能です。

データの一括管理で効率化

Indeed PLUSは、複数の求人サイトに掲載されたデータを一つの管理画面で一元管理できます。通常、各求人サイトの管理画面を個別に確認する手間がかかりますが、Indeed PLUSではこれを一括管理できるため、採用業務の効率化や効果の振り返りがスムーズに行えます。


3. 企業事例を通じた実証

燕物産株式会社様

問題
燕物産株式会社は、老舗企業としての伝統を持ちながらも、新しい市場を開拓し、未来を担う若い世代の採用に課題を抱えていました。

改善案
Indeed PLUSを活用し、「年功序列なし」「若手技術継承プログラム」など、若い世代が関心を持つポイントを強調した求人内容を掲載。さらに、地元で働く魅力もアピールしました。

結果
低予算ながらも10名近くの応募を獲得し、希望していた20代前半の製造職の採用に成功しました。

 

株式会社M様

問題
株式会社Mは、研修プログラムを担当する人材・組織開発コンサルタントの採用において、経験と年齢のバランスが取れた人材の獲得が課題でした。

改善案
Indeed PLUSを利用し、45歳以下の年齢制限(例外事由3号のイを設定)と企業理念を明確に打ち出すことで、求める人材とのマッチングを向上させました。

結果
最終的な採用には至りませんでしたが、応募数が多く、条件に合った人材のアプローチに成功しました。今後もIndeed PLUSの利用を継続する予定です。

4. Indeed PLUSの効果とデメリット

期待できる効果

Indeed PLUSの利用によって得られる主な効果は次の通りです:

  1. 自社にマッチした人材と出会いやすくなる: ターゲット層に対して的確なアプローチが可能で、適切な候補者と出会う確率が高まります。
  2. 採用ミスマッチを減らす: リアルタイムで効果を確認し、求人内容を調整できるため、ミスマッチを減少させることができます。
  3. 採用コストの削減・最適化: クリック課金型のため、無駄な費用を抑えつつ、必要な応募を確保できます。
  4. 採用業務の効率化: 複数の求人メディアを一元管理し、効果的な運用が可能です。
  5. 採用の勝ちパターンを確立しやすい: 継続的なデータ分析と改善により、自社に最適な採用戦略を確立できます。

デメリット

一方で、Indeed PLUSの運用には専門的なノウハウが必要です。求人の効果を最大化するには、掲載先の特性や求職者の動向を理解し、定期的な求人内容の改善を行う必要があります。

5.まとめと次のステップ

Indeed PLUSの最大のメリットは、求人活動を一元管理できる点と、自社に最適な人材を効率的に採用できる点にあります。さらに、コスト削減や採用業務の効率化も期待できます。

次に企業が取るべきアクションとして、まずはIndeed PLUSの利用を検討し、内部での運用体制を整えることが重要です。さらに、求人広告の効果を定期的にモニタリングし、データに基づいて改善を行うことで、より良い採用成果を目指すべきです。

Takashi Noda HR制作部マネージャー

HR制作部のメンバーをまとめるマネージャー。またIndeed、リクルートメディアでの豊富な知識を活かした制作力と提案力で、正社員、アルバイト・パートなど問わず様々な領域で実績を持つ。現在は人材業界のリーディングカンパニーを担当するなど、業界の第一線で活躍している。