STAFF INTERVIEW

TECH Report│新人研修の集大成をお届け!(前編)

今回は新人の『グループ開発発表会』をレポート。新卒入社の齋藤沙菜美さん、齋藤響さん、中途入社の池内さんの3名が、他社のエンジニアの方とグループを組んで一つのシステムを開発。その成果について発表してくれました。

発表会レポート(新人研修・前編)  テーマ:グループ開発演習(観光名所の検索システム)

EPISODE.01

名所検索システムを開発。SNS時代に合った機能を実装。

まず登壇したのが沙菜美さんが所属するグループ。開発したのは日本各地の名所を検索できるシステムです。他社のメンバーを含めた合計6名のチームで、沙菜美さんは各種検索機能とログイン・ログアウト機能を担当。4名のメンバーと共に機能の開発に取り組みました。

このシステムは利用者のレビュー投稿を想定しており、レビューから信憑性の高い名所情報を得られるのが特徴とのこと。若者ほど旅行の際にSNSの情報を重視するというデータから、このレビュー機能の実装に至ったそうです。

このシステムは大きく『キーワード検索』『住所検索』『ジャンル検索』『季節検索』の機能を持っており、それぞれの検索方法から名所を検索することが可能。デモンストレーションでは各検索方法を披露し、データベースに格納された名所の情報が写真付きで出てくる様子を見せてくれました。

さらに目玉であるレビュー機能のデモンストレーションも実施。アカウントを作成し、ログインを行うとユーザー側でロケーションの追加やレビューの投稿、入場料など様々な情報が編集できる様子を見せてくれました。

EPISODE.02

惜しくも実装に至らなかった機能も。

一方で、スケジュールの関係から一部未実装になってしまった機能もあるとのこと。元々は『全件検索』や『削除機能(誤った情報の削除)』、『アカウントの新規作成機能』まで実装予定だったそうですが、情報の共有不足や初期の計画不足でここまで至れなかったことを反省点として上げられていました。

そのほか、計画段階では『食べ物検索・投稿機能』や『管理者ユーザー』などの実装もアイデアに上がっていたとのこと。今回は工数の都合で叶いませんでしたが、将来的にはこうした機能の開発にも携わってみたいという展望も話してくれました。

一部機能は未実装になってしまったものの、基本的な機能はバッチリと作り込まれており、説明も分かりやすく、各々の演習・練習の成果が光るデモンストレーションでした。

EPISODE.03

諦めず取り組んだことが最大の成果に。

最後に、今回の開発演習を含めた研修全体の振り返りを行ってくれました。

新卒入社の沙菜美さんは、研修や演習での連携を通して『報連相』をはじめとした基本的な社会人マナーが身についたこと、技術習得のために補修講義にも進んで参加したこと、開発演習で積極的な提案ができたこと、Webデザインやフロントエンドの知識を深めることができたこと、日報などを通して簡潔にわかりやすい文章を書けるようになったことを成果として上げていました。

一方で、やはり開発演習でもネックになった情報共有やJavaの知識不足を課題点として上げていましたが、講師からは「(Javaを)初めてやってみて嫌になることもあったと思うけど、それでも諦めずにやるべきことを整理し、きちんとやり遂げた」というフィードバックも。「完全とまではいかなくても、完成にこぎつけたのは沙菜美さんの力」など、努力を労う声も聞こえてきました。

緊張していた沙菜美さんからも笑顔がこぼれ、少しほっとした様子に。前日も発表の準備にかなり力を入れていた沙菜美さん、発表当日の日報には「発表しきれてよかった」というコメントが添えられていました。

沙菜美さんのグループの発表はここまで。次回は新卒入社の響さん、中途入社の池内さんらのグループの発表の模様をお届けします!
~TECH Report│新人研修の集大成をお届け!(後編)に続きます。~