STAFF INTERVIEW
TECH Report│現役エンジニアが登壇！オンライン勉強会を開催！（前編）
4月19日(金)に資格取得に向けたIT勉強会を開催しました。登壇したのは人材マネジメントGリーダーの黒田さん、入社4年目の大井さん、田村さん、そして入社2年目の浅野さんです。それぞれに自身のやり方を交えて、各資格の勉強法を解説してくれました。
4月度・IT勉強会レポート（前編） テーマ：身につけるべきIT資格
EPISODE.01
圧巻の準備量！東大卒のエンジニアが独自の勉強法を披露。
まず講師として登壇してくれたのは、入社1年目からITの登竜門と呼ばれる『基本情報技術者試験』に合格し、現在はさらなる高難度資格の取得に向けて動いている浅野さん。『基本情報技術者試験』の勉強法とコツを解説してくれました。
驚くべきはその勉強法。まずはひたすら過去問を解き続け、現時点の実力や得意・不得意を把握した上で対策を練っていくというものでした。
特に印象的だったのは、自分が「視覚優位」なのか「聴覚優位」なのか、「書く」「黙読」「声に出して暗唱」「丸暗記」「語呂合わせ」「理屈を覚える」のどれが一番覚えやすいか、などを徹底的に洗い出し、自分に合った勉強法を見つけていくというお話。東大出身の浅野さんならではの勉強法を感じました。
さらに「2回間違えた問題は手入力で転記」「どうしても理解できないものはノートに手書きでまとめる」といった勉強法も披露。一方で「前日は早めに寝る」など、朝がちょっぴり苦手な浅野さんならではの対策も交えるなど、緩急のあるトークで事業部メンバーの関心をさらっていました。
また、浅野さんは業務と勉強で忙しい中にも関わらず、みんなの資格取得につながればと独自のプレゼンテーション資料も用意。その用意周到さにまわりも感心しきりでした。
EPISODE.02
普段の業務が試験のヒントに。合格者を頼るのも立派な対策。
次に登壇してくれたのが、入社4年目の田村さん。自身が持っている資格の中から『情報セキュリティマネジメント試験』と『Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11』の勉強法を解説してくれました。
最初に披露してくれたのが、『情報セキュリティマネジメント試験』の勉強法。試験勉強に費やしたのはおよそ2ヶ月で、参考書と無料の過去問サイトを活用することで勉強を進めていったそうです。
過去問をひたすら解き続けるのはもちろん、単語の意味までしっかりと覚えることで、出題範囲の広い『情報セキュリティマネジメント試験』を突破したそうです。また、現在の担当プロジェクトに関連した問題も多く出てきたようで、その点も合格に一役買ったとか。やはり実務に関連したものを選んだ方が資格取得につながりやすいようです。
次に解説してくれたのが『Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11』の勉強法。Javaというプログラミング言語に特化した資格のため、「ソースコードから実行結果を読み解く」など、専門的な内容も多く含まれていたそうです。そのため、練習問題を繰り返し読んで疑問点を解消し、どうしてもわからないものは問題と答えをセットにして覚えるなど、荒業も駆使しながら理解を進めていったそうです。また、この資格は社内にも取得者が多くいるため、実際の合格者に話を聞くなどして、傾向と対策を進めていたようです。
EPISODE.03
社内の資格マスターが登場。大切なのはやっぱり“基礎”。
次に登壇してくれたのが、田村さんの同期で資格マスターと呼ばれる大井さん。2024年時点で社内トップの資格数を誇ります。そんな大井さんが語るのは基礎の大切さでした。
まず解説してくれたのが『ORACLE MASTER Bronze DBA』の勉強法。方法自体はごくシンプルで、参考書を用意して徹底的に読み進めていくというもの。一方で「不明な単語は全て調べノートにまとめる」など、不明点をそのままにせず、きちんと理解してから先に進んでいく勉強法を披露していました。実際に参考書の内容さえ理解していれば解ける試験だったようで、とにかく基礎を固める大井さんのやり方が見事にヒットしたようです。
次に解説してくれたのが『AWS認定クラウドプラクティショナー』の勉強法。こちらも大きくは変わりませんが、参考書に加え、Udemyというオンライン学習サービスで「試験の突破講座」と「模擬試験問題集」を購入したそうです。特に問題集は正答率が100％になるまで徹底してやり込んだようで、正解を覚えるだけでなく、不正解の選択肢もどこが問いに対して不適切なのかを調べながら理解を深めたそうです。実際の試験もこの模試と似た問題が多く出たようで、大井さんの勉強法が見事功を奏していました。
