STAFF INTERVIEW

TECH Report│新人研修の集大成をお届け!(後編)

今回は新人の『グループ開発発表会』をレポート。新卒入社の齋藤沙菜美さん、齋藤響さん、中途入社の池内さんの3名が、他社のエンジニアの方とグループを組んで一つのシステムを開発。その成果について発表してくれました。前編も公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

発表会レポート(新人研修・後編)  テーマ:グループ開発演習(ゲーム系掲示板Webアプリケーション)

EPISODE.01

『ゲーム』をテーマにした掲示板Webアプリケーションを開発。

前編に続いて登壇したのが、響さんと池内さんのグループ。こちらも他社のメンバーを含めた6名のチームで、入社前から一部プログラミングの経験があった池内さんはサブリーダーに就任しました。

このグループが開発したのが、ゲームをプレイしている人同士がつながり交流ができる『掲示板Webアプリケーション』。発表のスライドも8bit時代を思わせるゲーム調で作られており、チームとしてのこだわりが感じられました。

制作の背景にあったのが、『交流相手を選べるシステムを開発しよう!』という想い。実は昨今、国内のゲーム人口が増える一方で、約2人に1人がオンラインゲームでのトラブル経験があると回答しているというデータがあり、そこから「交流相手を選べるシステムがあれば便利なのではないか」という発想に至ったそうです。

主な機能は『ログイン・ログアウト機能』『アカウントの登録・編集機能』『掲示板機能』『タイトル選択機能(ゲームタイトルの選択機能)』など。ユーザー権限も『管理者ユーザー』『会員』『非会員』で権限を分けるなど、本格的な作り込みを感じさせるシステムとなりました。

EPISODE.02

システム面の作り込みも十分。分かりやすいデモンストレーションに。

続いてはデモンストレーションへ。掲示板のタイトルとキャッチコピーが描かれたトップ画面からスタートし、まずはアカウントの登録画面を実際に触りながら見せてくれました。

登録が完了すると、複数の人気ゲームタイトルがスライド式で表示される会員用のページに遷移。この会員用ページからユーザー情報の編集(アイコンの設定、お気に入りのゲームタイトルの選択、生年月日の設定)や登録時のユーザー情報の変更などができる様子も見せてくれました。

続いて、目玉であるスレッドの作成・投稿機能についても披露。実際の掲示板サービスのように、他のユーザーと交流ができる様子を紹介してくれました。デモ画面もしっかりと作り込まれており、本当に複数のユーザーが利用しているかのような状態に。視覚的にも見やすく、分かりやすい設計を心がけていることがデモンストレーションから伝わってきました。

最後に、それぞれの研修の振り返りについても発表してくれました。

EPISODE.03

発表は満足のいく結果に。学ぶことの多い期間になりました。

サブリーダーを務めた池内さんは、個人・グループ双方の開発演習を通して、スケジュール管理や情報共有(報連相)を正確に出来るようになったこと、コーディングスキルを高められたことなどを自身の成果として上げており、逆に反省点として出力結果重視のコーディング(可読性が低いコーディング)になったことを反省点として上げていました。3ヶ月間の研修の成果を冷静に振り返った池内さんですが、発表の際も常に冷静沈着。緊張を感じさせない喋りが印象的でした。

新卒入社の響さんは、スケジューリング(結果から逆算した学習計画、情報共有の時間をしっかり設けるetc.)の面を意識して取り組めるようになったことや、不明点の復習をはじめ、多面的・多角的に考えることの重要性を学べたことを成果として上げてくれました。逆にグループ演習では自分の考えを言語化することの難しさを感じたといい、アイデアを出すためにもコーディングの知識を増やしていくことが今後の課題として上げていました。

講師の方も池内さんに対しては周りのフォローやアドバイスを積極的に行っていたこと、目標立てて行動していたことを評価点として上げ、響さんに対しては周囲に対する積極的なコミュニケーション(自発性・行動力)を評価点として上げていました。池内さんも当日の研修日報では『発表を滞りなく完遂することができ、内容としても満足いく形でできたと思う。』と記してくれ、響さんも『グループ全員で練習をしていたので、発表本番はリラックスして行うことができた。』『メンバーのおかげで学ぶことが多く、非常にいい経験を得ることができた。』と記してくれていました。

これにて約3ヶ月間にわたって行われた研修期間は終了。いよいよみなさん実際のプロジェクトで業務に従事していきます。いつか成長した際に、また違った目線のインタビューもできればと思いますので、皆さん楽しみにお待ちください!